販売協力店のご紹介(くじらカフェ@鹿児島県大島郡与論町)

今回は、4年前に東京から鹿児島県与論島へ移住し、目の前がオーシャンビューの「くじらカフェ」を経営するオーナーの村上さんを取材させていただきました。

「オールシングス・イン・ネイチャー」を使い始めたキッカケは何ですか?

(村上さん)
うちは目の前が海なので、できれば自然に優しいものを使いたいなぁという想いがずっとありました。合併浄化槽じゃないので(※1)、洗濯の排水は地下浸透して海に流れていることも知っていましたし、やっぱり排水のことが気になってしました。

そして、もうひとつのきっかけは”人”です。与論島で毎日海岸のゴミ拾い活動を続けている池田龍介君おの出会いです。そんな風に海のことを大切にしている人が奨めていた洗剤だからです。大手企業じゃなう、個人が勧めているというのはとても説得力がありました。そいて、オールを開発した木村さんの話を聞けたことです。如何に地球のことを想って創られたものなのかを知ることができたのは大きかったです。

※1 インフラ整備が整っていない与論島では、合併浄化槽の普及率は半分以下

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実際に「オールシングス・イン・ネイチャー」を使ってみて、いかがでしたでしょうか?

(村上さん)
柔軟剤を使う手間がなく、そもそも買わなくて済むのが嬉しいです。自分の子供がまだ小さいし、肌に対する懸念もありました。でも、木村さんの話、オールのパンフレットを読んで、悪い成分を使っていないから安心して使えました。後、食器洗いに関しては、ドイツのメーカーのものを使っていて、今まで「日本のものではあんまり良いモノがないな」と思っていたのですが、お金の還元という意味でも日本のものを応援したいなっていう気持ちがありました。

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オールを購入してくださるお客様はどのような方が多いですか?

(村上さん)
うちの場合は、観光のお客様が多いので、購入者の7割は観光客の方々です。この場所には海のロケーションを求めて来る人も多くて、この景色を見て共感してくれる人もいるのかもしれませんね。後、島民の方の場合ですと、「前々から気になっていたんです」っていう人が多いです。購入者はほぼ女性です。やっぱりパッケージが可愛いっていうのは、ポイント高いですよね(笑)。

お客様の評判はいかがでしょうか?

(村上さん)
「排水溝が詰まらなくなりまいした」という声や「香りが自然な感じで良いです」という意見が多いです。

逆に、不満な点や改善して欲しい点などはありませんか?

(村上さん)
白系のものを一緒に洗う時に少し黒ずむようなことがあり、酸素系の漂白剤を一緒に使うようにしています。そうすることで、子供が吐き出してしまった後の黄ばみも匂いもとれます。後は、天日干しをした時に若干ゴワッとした感じがあります。うちは乾燥機を置いていて、それで乾燥まですると完璧なんですが、脱水で終えて、天日干しをするとゴワついた感じになります。この場所だと太陽光が強烈なのかな(笑)。

★白いものを白く&衣服を柔らかく仕上げたい時のオススメの洗濯方法

重曹とクエン酸の併用!

重曹もクエン酸も弱アルカリ性になった洗濯液を中和する役割を持っています。軟水化によるミネラルの衣類付着を防ぎ、白物の黄ばみ防止や雑菌の繁殖予防にもなり、洗濯物をより柔らかく仕上げることができます。つまり、洗濯物に付いた血液や襟・袖汚れ等を落とし易くしてくれるのです。

<重曹+クエン酸の使い方>
(1)柔軟剤入れ(ボックス)にクエン酸を小さじ1杯程度入れてください。
(2)大さじ2杯の重曹をお湯で溶かしてから、洗濯機の中に入れてください。
(3)それから通常の洗濯を開始してください。
※上記の量は、3kgの洗濯物に対してになります
※ドラム式の場合は、機種の差があり、この通りにできないことを予めご了承ください
※この程度の弱アルカリ性の洗濯液(pH8.5程度)ならば、ウール・シルクにも使えます

与論島の自然に対する想いを聞かせていただけないでしょうか?

(村上さん)
キレイな海がずーっとずーっとキレイなままで在り続けて欲しいなぁと思います。15年前、観光でこの島に来た時、海が本当にキレイで感動しました。でも「あれ?今回は濁ってるな」と思うことがありました。その後、「台風のような波風で海底の砂が巻き上げられると、一時的には濁ったように見えるけど、実はそのおかげで海全体がかき混ぜられてキレイな状態に戻っていくんだよ」という話を聞いて、それが自然の摂理なんですね・・・と感じました。自然は元に戻る力を持っているけど、それを難しくしているのが今の私たちの暮らしなのかもしれませんね。台風の海の中を浄化する力には及びませんが、陸のことは自分たちでどうにかできるかもしれないって思っています。

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それと、3年前、この目の前のビーチでウミガメの産卵を初めて見て、とても感動しました。でも、母ガメが必死で進む先に漂着ゴミがあり、慌ててどけました。後々は孵化した赤ちゃんも通る道です。生活排水の地下浸透も同じことで、陸も海も全て繋がっています。ウミガメが安心して帰ってくる砂浜、海を汚したくはないです。

ですから、自分たち人間の責任は大きいと思います。今を生きている人たちができることをやっていくこと、アクションを自分たちでしていくことが大事だと思います。子供たちにもそういう姿、自分たちなりの楽しい暮らしを見せていきたいなぁと、そう考えています。

村上さん、ありがとうございました。母親としての視点、そして正に海沿いで暮らす村上さんだからこその話を聞くことができました。一緒に海を守る仲間として、これからもよろしくお願いいたします。

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<プロフィール>
オーナー 村上由季さん
鹿児島県与論島在住の35歳。2013年に与論島へ移住。子連れのお母さんも安心してくつろげる時間・空間を提供する「くじらカフェ」をオープン。現在は島の子育てを応援する活動も行っている。

くじらカフェ
〒891-9302 鹿児島県大島郡与論町立長1622-3

取材日/2016年10月

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