本のこと

里山資本主義。

今週は、日曜日~今日まで5日間ほど、湘南・都内・福岡と出張してきました。

横須賀の実家のテレビを点ければ、ノロウイルスの集団感染のことや都知事選のことなど、どの放送局も同じニュースばかり・・・。

奥さんが妊婦ということもあって「インフルエンザにしても、ノロウイルスにしても、絶対に掛からないぞ!」と気合いを入れて、電車と飛行機に乗ってきました。もう常に『マスク+アロマ+うがい+手洗い』状態でした。

おかげさまで、出発時も帰ってきた今も元気いっぱいです。

今回は、出張中に2つの文庫本を読みました。

その一つが、

里山資本主義ー日本経済は「安心の原理」で動く
藻谷浩介・NHK広島取材班著/角川ONEテーマ21出版/781円

20140124

17万部のベストセラーにもなった本です。要は、これからの時代、『里山』に大きな可能性があるということが書かれています。

正に、僕が住んでいる南伊豆のような過疎化している田舎町こそ(南伊豆の人口は9,100人くらいですが、その内の半分は60歳以上です)、たくさんの可能性を秘めているということ。

僕はこの本を読みながら、「でしょ、でしょ。ココ南伊豆でもその現象は既に起こっているよ!」と微笑みながらページをめくっていました。

ロケットストーブのことであったり、地域の高齢者がつくった野菜を介護施設で地産地消したり、その隣には幼稚園を隣接させて高齢者に新たな生きがいを持ってもらうとか、製材所で出た端材を木質バイオマス発電で利用して電気や温水をつくっているとか、都内に住む若者たちが田舎へ行って、お金ではなく暮らしの豊かさを優先しているとか、辺鄙な場所だけどとってもユニークなジャム屋さんを経営し、そこにはたくさんの観光客が集まっているとか。

そんなポジティブなメッセージがたくさん掲載されていました。

僕や僕の仲間たちは、それをココ南伊豆でやりたいのです。そして、この本を読んで「できるぞ!」と再認識しました。

南伊豆のような田舎にこそ、実は最先端が眠っているのだと思っています。

お金は最低限あれば良いのです。

大切なのは、水、森、空気。その空間をフルに活用して、自分たちで野菜をつくったり、魚を釣ったり、薪で火を起こして暖をとったり、その火で料理をしたり、木や竹でお皿やスプーンなどの食器をつくったり・・・そういうことに時間を使い、手足を動かすことが、お金よりももっと大切であり、そのようなことを経験していく中で、地域の人たちと人間関係を形成していき、コミュニティができていくのです。

ここには、大きなショッピングモールや映画館や空港などもありません。でも、荒れ放題の山と耕作放棄地とたくさんの空き家があります。この宝の山をどうデザインしていくのか?

そこに僕ら移住者は大きな楽しみを日々見出しています。

皆さん、ぜひ、南伊豆のような田舎へ遊びに来てください。きっとワクワクしちゃいますよ。

そんな僕は、スローヴィレッジの情報発信をはじめ様々な仕事をしていますが、こんなことを主な生業としています。

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