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食のこと

今年は仲良しファミリーと一緒に味噌づくり。

今年も味噌づくりの季節がやってきました。

・・・といっても、大分遅くなってしまいました。

本来なら寒仕込みということで、2月中にやりたいところだったのですが、今年は3月下旬になってしまいました。それでもギリギリセーフかな?

我が家が昨年から取り寄せている味噌キットは、ナチュラル・ハーモニーの河名さんの本でも紹介されていたマルカワ味噌

我が家は「有機栽培手作り味噌セット(中辛)の玄米麹+大豆+赤穂の天塩」の出来高6kgを3つ購入しました。

我が家は1年で約18kgの味噌を消費します。

普通の5人家族は年間に大体10kgを消費すると言われていますので、我が家はその約2倍です^^。

理由は「味噌が大好きだから!」と言えばそれまでなのですが、朝は必ず野菜たっぷりの味噌汁をいただき、冬の時期は2日に1日くらいは味噌味の鍋をしているので、たくさんの味噌を消費しています。

だから、味噌は我が家にとっては、調味料という域を超えて、大切な大切な食べ物なのです。

さて、18kgの味噌をつくるには、準備が結構手間で、鍋もこんなに大きな鍋を使います(※隣のコンロの茹で上がったマカロニはお気にせず^^)。

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以下は我が家の味噌のつくり方の手順です。

1.大豆をよ~く拝み洗いします。

2.大豆の3倍の水で18時間浸水させます。18kgの味噌を仕込むとなると、とっても大きな鍋が必要です。ここでしっかり浸水させることがとても大切。大豆に水をたくさん含ませることで、火が通りやすくなります。

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3.火を入れて沸騰したら、弱火で5時間ほど。我が家の場合は、この時期くらいまで大活躍している薪ストーブの上で3時間ほど。大豆が耳たぶくらいの硬さになり、指でつまんで潰れればOKです。

4.大きな入れ物(我が家ではコンクリなどを水を入れてつくる際に使う『舟(フネ)』というものをホームセンターで購入して、味噌作り専用で使っています)に大豆を入れて、手の平や指先で、じゃんじゃん大豆を潰します。これが実に楽しいです。無心になって集中できます。

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5.ある程度大豆が潰れたら、ここに塩切り麹を入れ、よ~く混ぜます。

6.丸めてテニスボールくらいの形にして、樽の中に1つずつ入れていきます。この時に隙間ができないようにボールの形にしたものを樽に投げつけても良いですし、体重を掛けて、しっかりと空気を抜いていく方法でも良いです。

7.ビニール袋の中に約3kgの塩を重りとして入れます。ただし、この重さは麹の種類によって異なりますので、麹を購入したメーカーに聞くことをお勧めします。我が家の購入した麹は出来高の2~3割の重さが良いということで、1つの樽に9kgの味噌ができるように分配しましたから、9×0.2=1.8kg、9×0.3=2.7kgということで、約3kgの塩の重りを載せました。その上に新聞紙と紙テープなどで蓋をし、樽の蓋を載せ、完成!

8.半年~1年後に味噌が完成!我が家は10ヶ月後くらいに開けています。

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美味しくつくるコツは、神奈川県藤沢市にあるほうとう屋のへっころ谷賢ちゃんから教わったおまじない。

「おいしくな~れ、おいしくな~れ!」と言いながら、味噌づくりをすることです。

きっと、昔はこうやって味噌づくりとか米づくりとか餅つきとか、地域の人たち皆でやっていたんですよね。

そういうことってとても理に適っていて、子供にとっても、大人にとっても大切な時間と経験で、やればやるほど本当に良いな~と思います。

それでは、しばらくの間、お味噌さんは、おねんねタイムです^^。

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