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健康知識

本物の子供教育を知る!

正解のない時代といわれる現代の中でも特に子育ては子どもの数だけ答えが違います。どんな教育が子どもにとって合うのだろうと悩む方も多いのではないでしょうか。

子どもの発達を知ることで見守れる

従来の教育は、子どもの行動を大人の都合で止められてしまうことが少なくありません。たとえは子どもがティッシュで遊んでいると「やめなさい」と怒ってしまう。子どもにとっては、どうしてだめなのかがわかりません。でも毎回怒られることで「理由はわからないけど、怒られるからやめなければいけない」とやりたいことを制限するようになってしまいます。

子どものこうした行動には「自分の能力を試したい」という願いがあります。例えばティッシュで遊ぶのは「ものをつまんで引っ張る運動をしたい」からで、ただ散らかして遊んでいるわけではないのです。こうした背景を理解できないと、大人の私たちは止めてしまいますよね。これは子どもの気持ちと親の気持ちとのすれ違いが起こっているだけなので、子どもの気持ちになって見守る姿勢が大切です。

いたずらだと思っている行動は、どういった知能を育んでいるのだろう。子どもの行動をいつもとは違う角度から見てみたり、観察をしてみたりすることで、その行動の背景を知ることができるかもしれません。いたずらは困るけど、子どもが育とうとする力を信じて、思う存分知能を発揮できる環境づくりから始めてみませんか。

見方を変えて意識を変える

日本を含めた7か国の満13~29歳の若者を対象とした意識調査では「自分に満足している、長所がある」という数値が、他の国に比べ日本は圧倒的に低いことが分かっています。(内閣府平成25年度調査より)

これは自分の意見を言える環境やコミュニケーションが少ないことに原因があります。学校では、他人と違うことを言うとクラスの子から笑われたり否定されたりして、相手に合わせたコミュニケーションをとるようになってしまう子どもも少なくありません。

そうした子どもにはぜひ、リフレーミングワークを試してみてください。 下図のように、見方を変えれば欠点は長所にもなり得ます。自分の子どものことは、ついできないことに目がいってしまいがちですが、リフレーミングをすることでイライラが減り、子どもも自分に自信をもつきっかけになります。

0歳の子どもであっても感情はあり、一人の人間です。大人の私たちは教える側ではなく子どもに色んな気づきを与えてもらっています。教えようとせず、人として付き合うことで子育てがもっと楽しくなる、そんな家族が増えていくと良いですね。

最後に…
「子どもは何もしらない」と上から押さえつけながら正しさを伝えるのが教育だと思う人もいますが、本当は逆なんですよね。大人が忘れてしまっている、人としての生き方を子どもは知っているから、「子どもを信じて待つ」ことが大切です。

 

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