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健康知識

食品添加物がもたらすリスクを知ろう

今や、私たちの食事に溢れている食品添加物。いまだに無意識に摂取してしまっている人は多く、体調を崩して初めて意識することも。そこで今回は、改めて食品添加物の気になるリスク、害について考えてみました。

添加物大国、日本
認可数はアメリカの7倍以上?

日本の食品は安心で安全であるというイメージが強く、健康への意識が高い海外の方たちからも日本の食への注目は高まっています。そのため、私たち日本人の中でも、海外に比べると日本の食品は『安心安全』と思っている人は多く、日常的に摂取する食品への意識が意外と低いのではないでしょうか?でも実は日本は他国と比べてもかなり多くの食品添加物が認可されているのをご存知ですか?

日本では指定添加物約400種類、既存添加物約400種類、一般飲料添加物約100種類、天然香料約600種類と、合わせて約1500種類もの添加物が認可されているのです。これは、アメリカの約7倍。アメリカでは133種類、ドイツは64種類、フランスは32種類と日本と比べるとかなり少ないのに対して、日本はからだに害がないと言われている天然香料を抜いても、約900種類という驚くべき認可数なのです。

添加物を食べ続けるとどのような影響があるのか

食品添加物は一生食べ続けても問題ない数値をさらに下回る設定で使用されていると言われています。そのため、使用量はごくわずかで、すぐに変化を感じるようなことはありません。ただ、毎日何年何十年と摂取し続けることで、私たちのからだに蓄積され解毒できなくなった時に、さまざまな症状を引き起こすのではないかと考えられています。

添加物によって起こると考えられている症状は、ガン、うつ症状、赤血球減少、記憶障害、不妊症、成長抑制、視力低下、動脈硬化など様々。身近なところでは、アレルギーや帯状疱疹などの症状も多く聞きます。丁寧な食生活を心がけたいと思っていても、毎日忙しい日々を過ごす中で手軽に摂れる食品を食する機会も増えてしまいます。そんな時でも、意識して食品添加物の摂取を減らしていくことが大切なのではないでしょうか?

添加物よりも怖い? 気になる白砂糖や小麦の中毒性

添加物同様になかなか切り離せないのが、白砂糖や小麦。この二つはその中毒性の高さに摂取を控えることで健康になれると唱える医者もいるほどで、白砂糖に関しては「シュガードラッグ」と呼び薬物の一種だという専門家もいます。

とはいえ砂糖を一切摂らないのは現実的ではないため、中毒性の原因とされている「精製」のされていない黒砂糖やてん菜糖に変えて行きましょう。小麦に関してはできるだけ摂取しないことがベストなので、毎日の食生活を見直すことをおすすめします。

知っておきたい! 食品添加物の限界量

今やあらゆる食品に使われている、食品添加物。一切摂らないですめばベストですが、それもなかなか難しいですよね。そこで今回は、日常的に食することが多い食品を4つ選び、1日あたりどのぐらいが限界量なのかをチェックしてみました。

使用されているソルビン酸の使用基準は1kgあたり2.0g以下。また、ADIは体重1kgあたり0~25mgのため、体重50kgの大人で考えると、1日あたりの限界量は48枚となります。

※1日摂取許容量(ADI:ヒトが一生食べ続けても健康への悪影響がないと認められた一日あたりの摂取量)

 

大人は1日あたり25gまでと言われています。25gは小さじ約6杯になりますが、どら焼き36g、ショートケーキ24g、カルピスウォーターは66gと、中にはそれだけで1日の限界量を超えてしまうものもあります。

 

菓子パンはいくつかの食品添加物が使われているものも多く、摂取の限界量を決めるのは難しい食品です。ただ、複数の食品添加物や中毒性が高いと言われている白砂糖などを多く含んでいるため、なるべく控える方が良い食品です。

 

現在の梅干しは合成着色料を使用しているものが多く、限界量の目安としては赤色104号で体重1kgあたり0.5mgですが、アメリカなどではその危険性から使用禁止になっているものも多いので実は要注意です。

まとめ
単品での限界量は気にするほどではないものも多いですが、さまざまな食品から組み合わせて摂取しているため、気づかないうちに多くの食品添加物を摂取していることも。身近な食品に目を向けてみることで日常的な摂取を減らしていけるので、まずは意識をするところから始めてみてはいかがでしょうか?

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