僕の中で最近、「間違いないなぁ」と思うことは、「女性の助言を男が形にしていくことが、正に理に叶った形なんじゃないかな?」ということです。
どういうことかというと、正に僕がそのままで、まず僕が「あれやりたい、これやりたい!」と子どものように言う訳です。
すると、僕よりもうんと現実的で冷静な奥さんが「これはこうの方が良いんじゃない?」「それは**君らしくないよ」「こうやった方が継続できるよ」「そうなれば家族は応援できるよね」など、たくさんの助言をしてくれます。
ここが分かれ道だと思うのです。
ここで悪く言えば、手の平でコロコロと転がる旦那は、気持ち良くコロコロ転がり、何だか全てが丸くなっていき、全てがうまく回っていくんです。
それが、「いいや、俺は俺のやり方で行く!」「何も参考にはしない!」となって、一生懸命にやっているつもりでも一番の身近な人が応援したくないので、やっぱり結果は付いてこない・・・。
そんな風に思っている今日この頃なのです。
政治にしても、経済にしても、平和や戦争の問題にしても、お腹を痛め、子どもを出産した女性にしか見えない世界というのがあると思うんです。
僕は男性的な意見も大切だと思うのですが、家族を持ち、子どもを持ち、以前よりも平和を望み、以前よりも健康を望んでいますので、やっぱり、女性の意見を大切にしたいと思っているのです。
よくこんなことがあります。
たまに取材をして頂く機会に恵まれますが、その途中で頭の回転が速いインタビュアーの方は、最後の方でこう僕に言うのです。
「堀さんを取材していると、実は堀さんが頼もしいのもそうなのですが、奥様はもっと頼もしいのですね」って笑。
僕も素直に「はい、そうなんですよ」って答えています。
※最近、リビングルームに入ると、写真のように奥さんが火吹き棒で火を起こしています。そういう姿を見て、「うわ~女性は頼もしいなぁ」とにっこりしてしまうのです。