先日、絵本会社の老舗であります至光社の社長こと武市さんに会いに行って来ました。
武市さんは絵本会社の社長でありながらも、海をこよなく愛するサーファーで、よく湘南の海で一緒にゴミ拾いをしたことを覚えています。
至光社は一軒家がそのまま丸ごと会社になっているので、編集室というよりは、お爺ちゃんやお婆ちゃんのお家のような、そんな懐かしい空間でした。
自然が大好きなスタッフ、笑顔がとてもチャーミングなスタッフなど、武市さん以外の方は初めてお会いするにも関わらず、皆さんとてもフレンドリーな方ばかりで、「あ~やっぱりな!」とス~っと胸に入ってきました。
実際に絵本を描き、文章をつくるのは作家さんで、至光社の方たちはそれを編集するだけのことをしている訳ですが、彼らの存在は絵本作家さんにとってはとても重要な存在なのだと思います。
僕もモノづくりの仕事に関わっていますから、そのことがよく分かるのですが、絵本作家さんでは気が付かないディテールの部分にまで気を配り、その作品が最大限読者様に伝わるように、きっと作家さん以上にその作品を愛し、そして、絵本ができるのだと思います。
先日、お土産にいただいた絵本を早速3人の我が子に何度も読み聞かせました。
絵本を読みながら、絵本に挟まっていた小冊子を読みながら、「こういう時間も永遠と続くわけではないんだよね」、「手を掴んでまで、絵本を読んで欲しいとせがまれるのも今だけなんだよね」などと改めて思うと、”今”という時間が今まで以上にキラキラと光ってきました。
僕は、どんなに難しい本よりも、シンプルで子供のハートにダイレクトに伝わってくる絵本が、兎にも角にも大好きです。
今後、スローヴィレッジでは会報誌などの紙媒体で、どんな形になるかは未定ですが、絵本っぽさを何かしらの形で散りばめていきたいなぁと思っています。
PS:現在、会員様向けに毎月発行していますスロビ新聞のコラムを至光社の武市さんに担当していただいております。会員様には毎月(2ヶ月・3ヶ月に1回)の定期購入の商品と一緒に同梱しておりますので、お楽しみに!