この時期は、ガイドの仕事は一切せずに、スローヴィレッジの仕事の合間に、山に入って木を伐倒したり、竹林整備などをしています。
やっぱり、身体を動かす仕事というのは、実に気持ちが良いものです。
山や竹林がどんどんキレイになっていくその様子は、ビーチクリーンと同じで、心も洗われる心地良さです。
僕はやっぱり、こういう作業が好きなんだなぁとつくづく実感しています。
写真は、竹林整備が終わって、ゴーストバスターズばりな僕の様子ですw。
これはブロワ―と言って、竹林整備によって、道路の上にたまった落ち葉や小石などをエアーでキレイにしているところです。
最近、一緒にやらさせてもらっている先輩は、自分の親父と同じ歳の大ベテランで、庭師の仕事が長かったので、仕事がとっても丁寧で勉強になります。
先輩から教わった最近の言葉。
『木元竹末(きもとたけうら)』
木や竹を細工する場合の刃物の使い方の順序を指すことわざであり、木工や竹工の世界では実際的な言葉。
木材を加工する場合は木の元(根っこ側)から刃物を入れないと、木の性質上、木肌を痛めることになる。また、竹を割る場合は竹の先端側(末・ウラ)から根っこ(元・モト)に向けて包丁を入れないと、ヒゴ取りなどがうまくできない。
山や竹林に入り、職人技を身に付け、知識も入れ、地域に貢献できる。
素晴らしい仕事に従事させていただきながらの田舎暮らしは、本当に嬉しい限りです。