先日の日曜日に、3日間のワークショップで見事完成したピザ釜でピザを焼きながら、食べながら、「南伊豆の間伐材を使ったお土産構想の座談会」というのを実施しました。
ピザについてのことは、今回は、1点だけ。このピザ釜、かなり開口部が広めらしいのですが、火を十分に起こしてあげれば、ものの1分でピザが焼けました。とにかく、火起こしがとにかく重要です。この日は、1時間半くらい火起こしをひたすらしていました。
さて、今回のお代であります「南伊豆の間伐材を使ったお土産構想の座談会」に集まったものは、
◎お土産サイズのパドル
◎お土産サイズのアライア(サーフボード)
◎ハンドプレーン(ボディーサーフィンの際に使うもの)
◎桜・ヒサカキ・流木のバードコール
◎パドル(カヌーを漕ぐ時に使うもの)
の5アイテムでした。
このうち、バードコール以外は、弓ヶ浜でスタンドアップパドル(SUP)のスクールなどをやっている剛さん作で、カヌーをゼロから作れる方の作品だけあって、モノも素晴らしかったです。
パドルは、檜と杉を交互に組み合わせ、丁寧にサンディングし、最後に蜜ろうワックスで仕上げたという事です。
他のハンドレーン、アライヤなども、南伊豆の山からたくさん出る間伐材の杉・檜を使って作ることが可能ということでした。
加工のし易さという意味では、杉の方が良いということで、林業事業体からすれば、杉が一番出るので「打ってつけだね!」と話も大盛り上がりしました。
僕が所属する『きこりサーファーズ』の代表も「これは、ぜひ、ワークショップ形式で、木を切り出すことから始め、製材、加工ということまで、やりたいですね。来年度の予算に組み込めるように動きましょう」とノリノリでした笑。
ちなみに、バードコールは、僕が自作したものです。
木の樹種によって音も違って、これなら小さな子ども達でも簡単に作れますし、ちょっとしたお土産にも最適です。
僕のお気に入りの樹種は姫榊(ヒサカキ)です。
この樹種は、伊豆半島ではアクシバという名前で通っていますが、榊が男、姫榊が女とされていて、あまり多く群生していない貴重な榊の代わりに、この姫榊を神前に供えます。
この木は南伊豆の山の中にもたくさん生えていて、木が硬く、丈夫で、良い音が鳴ります。
0羽が1羽になるのは難しいですが、1羽いれば、2羽、3羽と鳥が寄ってくるから面白いです。
・・・というように、南伊豆の間伐材を利用したお土産構想の出だしは好調で、今後、ワークショップなどを通して1つずつ形にしていければと思っています。
南伊豆の自然、仲間に感謝ですね!