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旅のこと

ハワイ島のノニファーム。

ネットで格安の航空券を見つけ、サンノゼ空港からオアフ島のホノルル空港へ飛び、そこから国内線でヒロ空港まで。

確か、片道150ドルくらいでした。

ヒロ空港に着いたのは、もう日も暮れた20時頃。

そこからヒッチハイクを試みるも、もう時間も遅いという事であえなく終了~。

ギリギリまで歩こうと思って、まずは腹ごしらえということで、1ドルのハンバーガーを求め、マクドナルドまで徒歩で向かい、そこからホストに電話。

電話が通じず、自力で向かうしかなく、あえなくタクシーを捕まえ、住所を見せて、ようやくホストの家へ到着。

そこには大きなゲートがしっかりと閉まっていて、誰も家にいない気配。

恐る恐るゲートの上を飛び越して、敷地の中へ入ると、いきなり、大きな犬が襲ってきて、こっちもビックリ。その後、自宅らしき場所に入ると、日本人にも似た人相の50歳くらいのおじさんが出てきて、「今日はもう遅い。ここで寝なさい」と案内されたのは、屋根裏部屋。高さ50cmほどの場所で、奥行きも3mほどしかなく、「え?ここで寝るの?まじかよ~」ってな感じでっ就寝。もうその時の時間は22時くらい。

翌朝、目を覚まし、下に降りると、アメリカ人が4人ほどいて、何やら真剣に仕事っぽい話。

皆で黙々と食パンを食べていて、「おい、君もたべるかい?」なんて言ってくれて、もう腹ペコな僕は5枚ほどの食パンをかじり、「良し!仕事に行くぞ!」と、いきなり仕事モードへ。

はい、ここの農家はノニフルーツという何とも臭い香りが漂う無添加、無農薬のノニジュースをつくっているファクトリー。

20141007-10

ぼろぼろのダットサンにホストであるシャンカーと乗り込み、向かったのは、これまた臭い香りが漂う場所・・・。

その場所は、家畜のうんちが発酵して土になって貯まっている広~い場所で、それを大きなフォークのようなもの(れーき)でダットサンにどんどん載せていきます。

サンフランシスコのシニアご夫婦の時と違って、初日から超ハード。。。

20141007-12

結局2・3時間くらい、もうヘトヘトだよ・・・ってくらい働いて、その後に向かった先が海!!!

「おつかれさま。このボード使いな。俺が昔使っていたボードで古いけど、良いボードだよ」と言われ、セット頭ほどの最高に切れた波をショートボードでサーフィン!

体中に付いた土と何とも臭い香りと大量の汗も、塩水で一気に消され、気分は最高~!

20141007-11

そんな生活を1ヶ月ほど続けているうちに、段々と分かってきたのが、ここのオーナーが「ハリークリシュナ」と呼ばれている宗教を信仰している人で、皆、その人のことをその宗教の名前で「シャンカー」と呼んでいました。ここのファームの右腕的な人もかなりの信仰者で、もう毎晩といってもいいくらい、会合に行くのです。

で、僕以外にも同じ年齢くらいのアメリカ人のファームボランティアのスタッフ(女の子)が2人いて、その子たちも皆、その宗教の会に行くので、「じゃあ、俺も行く」ってな感じで向かった先には、ヒッピーだらけ。

まず、皆でお話しをします。この時間が長いこと、長いこと。実に1時間半くらい。

そして、今度は無農薬の野菜、お米、スープを頂くのです。はい、僕を含めたヒッピーの皆はこれを目当てにやってきてるようで、皆、おかわりが半端無いこと(僕も含め・・・笑)。でも、そこにいた日本人は僕一人でした。

そして、食事の時間が終わると、ギターを演奏する人がポロロンと音楽を奏でると、それに合わせて最初はゆっくり「ハリ~クリシュナ~」と歌っていくのです。そして、そのリズムはどんどん早くなり、どんどん激しくなり、気がつくと、皆、跳ねる、踊る、転がるで、もう、トランス状態・・・。

こんな日々を僕もちんぷんかんぷんな状態で、「まぁサーフィンできるし、英語も上達するし、気にしない、気にしない」なんて思いながら、めきめきと筋力アップもしていくのでした。

つづく。

20141007-9

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