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旅のこと

25歳の頃。

今から12年ほど前の25歳の春、僕はウェットスーツと適当な衣服と現金80万円を持って、アメリカに渡りました。

目的は、第一にサーフィン、第二にワールドワイドな友達づくり、第三に英語、第四に世界のビーチの守り方などを含めた環境問題のこと。

今日は、その頃のお話をしたいと思います。

最初はLA近郊のトーランスという街の古いアパートに、日本人とタイ人と僕の3人でルームシェアをしていました。

そこで暮らしながら、日々、語学学校まで自転車で通う毎日でした(片道30分くらい)。

毎日、朝ごはんを作り&食べ、弁当を手作りし、自転車で語学学校まで行き、午前は語学学校で英語のレッスン、午後からは図書館で英語の勉強、夕方から夜まではその地域でやっていた英語の無料クラスに参加をし、夕飯を作り&食べて、シャワーを浴びて、就寝・・・という3ヶ月間でした。

はっきり言って、そんなに面白みがある毎日でもなく、ただただ、英語の勉強をしていました(ネットで出会った日本人サーファーの先輩にLA近郊のサーフポイントやメキシコなどに連れて行ってもらったことはとっても楽しかったのですが)。

そして、英語力はビックリするほど伸びなかったです。。。

理由は、周りが日本人だらけだったこと。

それに、成金の娘、息子が多いこと、多いこと。

アメ車を乗り回した日本人カップルが山ほどいました。

一度、英語の授業中に携帯電話に出た日本人の女子に暴言を吐いて、喧嘩になったこともありました・・・笑。

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そんな時、「このままじゃダメだなぁ。日本にいるのと同じだ」と思い、ネットでファームボランティアのサイトを見つけ、「ここ行きたい!」と思ったのが、サンフランシスコのロウワーレイクという小さな町で経営しているご夫婦のファーム。

メールで連絡をし、すぐにOKが出ました。

そこへ行くために、所持金をあまり使うことはできないので、グレイハウンドという格安のバスに乗り、8時間ほど掛けてサンフランシスコの待ち合わせ場所で待ち、60歳ほどのおじさんが車で迎えに来てくれて、そこから車で3時間半くらい行くと、目的地のロウワーレイクという西部劇に出てきそうな何とも味のある短い商店街が出てきて、そこから更に30分ほど山道を走り、とうとう、到着。

サンフランシスコを出たのが深夜0時頃だったから、着いたのは朝の4時くらい。

ここで1ヶ月間ほど働きながら、自然農園を学び、近くの池からポンプアップで水を汲み、自家製のソーラー発電の仕組みを何となく覚え、英語の勉強をし、使わなくなったキャンピングカーが僕の寝床になりました(いわゆる、ワークエクスチェンジという仕組みで、働く代わりに食事と寝床を支給してもらうというもの)。

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そして、日本人のいない田舎町で、僕の英語力はめきめきとアップし、言いたいことも大分言えるようになってきました。

ホストのお気遣いで、60代のシニア夫婦と僕の3人で、ギャンブルが法的にもOKな隣の洲まで車で行き、キャンプをし、ハイキングをし、皆ですっぽんぽんになって、底がビックリするほど透き通っている湖で裸で泳いだりもしました。

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また、寝る場所は、外の落ち葉の上に寝袋を敷いて寝る・・・という、何とも斬新なスタイルで、物音に怯えながらも、木々の間から見える星がとてもキレイで、何とも新鮮な気持ちで眠りについたことを今でも鮮明に記憶しています。

そんな大変お世話になったホストの元を離れ、僕はハワイ島行きを決め、再度、バックパッキングをし、旅立ったのでした。

つづく。

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