先日の出張時に読んだもう一冊の本です。
「幸せなお産」が日本を変える
吉村正著/講談社+α新書/800円
この本は長男が生まれる前に一度読んだ本なのですが、3人目を今年3月に出産する前の今のタイミングで奥さんも僕ももう一度読んでおこうと思った本です(この後、奥さんの女性の友人の手に渡ります)。
この本は、自然分娩の本で、「なぜ、自然分娩を勧めるのか?」「奥さんが自然分娩をすることで家族全員がどのように変わり、日本がどのように変わっていくのか?」という内容です。
この著者は女性ではなく男性の産科医の先生が書いた本です。正直、「ここまで断言しちゃうの~」と言葉の節々に厳しくて生々しい言葉も書かれています。ですが、僕は根本的にこの先生のおっしゃっていることは正しいと理解しています。
僕の心に残った言葉は・・・
「まったく自然のお産をすると、女くさい母親になる。心の底の深いところから、本当の母親になるのです。そういう人はたとえティーンエイジャーの頼りなさそうな子であっても、ガラリと人が変わります。本当の母親になります。変わった女性を見て、男も変わります。本当の母親は世界を変える力を持っている。私は五十年間産科医をやり、二万例以上のお産を見て、おのずからそれがわかりました」
上手く表現できませんが、今の時代に必要なことは、「男は男らしく、女は女らしく、互いに命に対して強くあれ」ということです。
男は男くさく、女は女くさく。
その素晴らしいチャンスが出産ということです。
自然分娩にご興味のある方は、ぜひ、読んでみてください。