道なき道を行き、道をつくるという作業は、とても有意義で創造的な時間です。
今、僕が『インディージョーンズ体験』としてガイドさせてもらっている石切場の整備に昨日から入らせていただいています。
山主さんの希望で、もう1・2ルートの道をつくることになったのですが、その作業が楽しくて仕方ありません。
スタートとゴールは決まっているのですが、途中の部分は全くの自由で、それをベテランの先輩と二人で作業しています。
「こっちの方が良いかな?」
「いいや、距離で言うとこっちの方が短いけど、初心者でも登れるこっちのルートにしよう」
「ここは景色が良いから、ここを回れるようにしよう」
など、相談をし合いながら楽しくルートを決めていきます。
倒木、枯れ枝、アオキ、アクシバ、ヤブツバキなどの植物などを切って、横にキレイに寝かせ、一通りルートをつくったら、今度はクワ、ジョレン、ツルハシなどで地面を平らにし、必要に応じて、間伐材を利用して手づくりの階段を設置します。
サーフィンにしても、林業にしても、僕が面白いと思うのは、スタートとゴールは決まっているのだけど、その間は自由で、どうラインを描くかということ。
人生も一緒ですね。人は生まれた瞬間から死ぬことは決まっています。
その間の人生をどうラインを描くか?
誰と生き、どこへ行き、何を食べ、どんな場所で暮らし、どんな人生を送りたいのか。
森の中の植生を眺めたり、小鳥の囀りに耳を澄ましたり、そんな環境が全て僕にはしっくりきます。
海も山も。
ちなみにゴールの風景はこちらです。
正に圧巻ですよ。
ちなみに、ここをガイドできるのは、山主さんと僕だけです。
昨日の作業中に新たな見応えのあるスポットを発見しました。ワクワクするばかりです。