安心・安全であること、いつでも美味しく飲みやすいこと。 お客様にとっての「当たり前」を徹底した品質管理で叶えます。

今回お話を伺ったのは、責任者として「酵素八十八選」「シリカが入ったおいしい酵素」の品質管理と分析を担当する清水主任。入社以来10年間、この道一筋のエキスパートです。

私は品質管理と分析の責任者として「いつもと同じ」を守る仕事をしています。毎日たくさんの「酵素八十八選」と「シリカが入ったおいしい酵素」が商品として出荷されていきます。はじめて飲んでいただくお客様も、定期購入でご愛飲いただいているお客様もいらっしゃいますが、いつ飲んでも同じ美味しさであること、いつでも同じクオリティで安心と安全をお届けすることは私たちが果たすべき最低限の、そして最大の責任だと思っています。

製造工程の中のいくつかのポイントで、糖度やPH値、粘度やアルコール濃度のチェックを測定器を用いて行います。測定値が決められた数字の範囲に収まっていることは、品質が安定しているということ。特にアルコールが残留していないかどうかは念入りにチェックします。もちろん、味やにおいなども確かめますし、異物混入のチェックも私の仕事です。微生物や細菌の検査は、より正確な分析ができる外部の機関に依頼しています。安心・安全・美味しさが、すべて「いつもと同じ」だと判断できたものだけが出荷されていくのです。

変わらない美味しさ、変わらない安心・安全を維持するために、PH分析器、糖度分析器、アルコール分析器などを使用し、数字の面から徹底管理しています。

学生時代からずっと分析の仕事に就きたいと思っていたので、今の仕事はやりがいがあってとても楽しいです。お客様からいただく感想やメッセージはとても励みになりますし、お客様のためにしっかりと安心・安全を守ろうと身が引き締まる思いです。いまは責任者という立場で部下もでき、責任の重さも実感しています。

大変だなと思うのは、現場の職人たちとの調整でしょうか。「酵素八十八選」や「シリカが入ったおいしい酵素」は、独自の発酵技術を用いて全て手作業で作られていますから、製造の現場には熟練の職人さんたちがたくさんいます。数字で判断して品質を保つための調整をするのが私の仕事ですが、職人さんには長年の経験によって研ぎ澄まされた独自の感覚があり、意見がわかれることもあります。

でも「お客様のために、いい商品を作りたい」という想いは同じ。丁寧に話し合いを重ねていくことで、お互いにわかりあえるようになってきました。

「酵素八十八選」や「シリカが入ったおいしい酵素」は、発売以来ずっと同じ品質を保っています。そして品質を保つための基準は、かなり高いレベルにあると思います。この上越工場がある新潟は、夏は猛暑で冬は極寒。寒暖差が激しいこともあり、同じ品質を保つのは実はとても難しいんです。発酵の進み方も季節によって変わりますから、現場の職人たちの知恵や経験が重要になる場面も多いです。

私も、数字だけを追いかけるのではなく臨機応変な判断ができるようにもっと成長していきたいです。測定値という客観的で正確な基準と、職人たちが豊富な経験に基づいて行う微調整、その両方を大切にすることが、高品質を守ることにつながると思っています。

検査や分析に必要なので、「酵素八十八選」は仕事中に何度も口にします。味や粘度（とろみ）の加減を確かめたりするからです。それなのに休憩時間になるとついつい、また「酵素八十八選」を飲んでいる自分がいます。おかげで体調はすごくいいですね。基礎体温があがったので、風邪も引きにくくなりました。私も愛飲者の一人として、これからも品質管理を徹底し、「いつもと同じ」美味しさを保てるようにますます頑張っていきたいです！