下水処理場の見学から見えた大切なこと。

まず、おさらいからです。

僕が下水処理場の見学に行って、気が付いたことは主に以下の3点でした。

①最後の写真の川の放流の場所ですが、近くへ行くと、”洗剤の香り”がまだ残っていました。つまり、いくら排水がキレイになったとしても、香りまで完全に消すということはかなり難しいということ

②南伊豆町を例に取ると、下水道に繋がっている戸は、2017年4月時点で約51%ということ。つまり、残りの49%は合併浄化槽(家の排水全てが繋がっている)、もしくは単独浄化槽(トイレの排水のみが繋がっている)ということを意味します

③生ごみや油は下水管が詰まるので、排水溝に流してはいけない

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順番に考えていきたいと思います。

まず①について。

「香りってどうなんだろう?」ということです。少し前に海外の柔軟剤がとても流行り、その香りがとても良くて、ずっと洋服に残るので愛用している方が多い・・・という話を耳に挟んだことがありました。

ですが、自分にとっては良い香りでも、相手を不快にさせているということもあると思うのです。そのことを”香害(こうがい)”と呼ぶそうですが、電車の中などで柔軟剤や香水の香りがすると、僕などちょっと気持ち悪くなってしまいます。

僕の見解は、”香りはホドホド”で良いのではないでしょうか・・・ということです。

日本人は外国人の方よりもそもそも体臭はしない方ですし、どうしても香りを付けたい方は、アロマオイル(天然精油)を少し付ける程度が丁度良いのではないでしょうか。アロマオイルは揮発性なので、太陽の光を浴びると、自然と香りが蒸発していきます。

次に②の「下水道がまだ50%程度しか普及していない」という数値です。

この数字、恐らく首都圏ではもっと高い数字になると思いますが、田舎ですと、どこも大体同じくらいの数値なのかもしれません。

更に数字を細かく分けると、下水道、合併浄化槽、単独浄化槽の割合は、それぞれ、51%、21%、28%という数字になることを役場の方から教えていただきました。

つまり、約30%の住宅では、トイレ以外の排水は垂れ流しなのです。

上記に件に加え、③の「下水管が詰まってしまうので、油を流してはいけない」という点です。これは、役場からいただいたパンフレットにも記載がありました。

仮に、キッチンの排水溝に油が流れると、そこに食べかす、髪の毛、小さなゴミなどが付着し、菌が発生し、異臭が放たれ、大きな塊となり、最終的には下水管を詰まらせてしまうかもしれません(単独浄化槽を使用しているケースは、家の周りが異臭騒ぎになりかねません)。

そうしないためには、油をできるだけキッチンの排水溝から流さず、
できるだけ早い時点で、油を分解させることが大切です。

洗剤の成分云々の前に、以下の方法がとても大切になってくるのではないでしょうか?

1.油ものが残っているお皿は、まず新聞紙などの古紙で拭き取る
2.その後に、洗剤を少し付けて(Allの万能洗剤がオススメです)、また、新聞紙などで拭き取る
3.お皿に洗剤が残っているので、後はスポンジで軽くすすぎ流すだけ

この方法ならば、油を極力、排水溝へ流すのを食い止めることができます。

そうすれば、結果的に、川や海をキレイに保つことに貢献できます!

もちろん、我が家では新聞紙ナプキンと広告チラシで作った箱を常時用紙し、家族全員で食べ終わった食器に付いた油をしっかりと拭き取ってから、シンクで洗うようにしています。

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