厚真町の温かな歓迎。

寄附と活動

「総合ケアセンターゆくり」を出た後、ほうれん草農家の三日月農園に寄らせていただき、オーナーの金子さんに洗濯用洗剤「All things in Nature」と専用空ボトルスプレーのセットを数本寄附させていただきました。

金子さんの農家も他の農家さんと同様に、今回の震災で大きな被害を受けており、ほうれん草を育てていた8つのビニールハウスが全て壊れ、明日はそのビニールハウスの骨の部分を全て分解し、それを産廃業者に出す・・・とおっしゃっていました。

金子さん、偶然にも私と同じ歳で、ツーショット写真を撮る瞬間に「堀さん、どこか外国の血入っていませんか?」と言われ、皆で大爆笑!(※ちなみに100%ピュアな日本人です)


その後、厚真町内で唯一のサーフショップであるTacooSurfさんへ行き、今回、厚真町内で最も会いたかった村上巧さんこと、タク―さんにお会いできました。

実は、今回、厚真町へ行くことを私が暮らす南伊豆町の友人がFacebookの投稿で知り、一人の仲良しサーファーのH君がタク―さんととっても仲良しであることをうちの奥さんがわざわざ電話で知らせてくれて、それをタク―さんへ伝えると、それもそのはず・・・タク―さんがワーキングホリデーでオーストラリアに滞在している時、H君とはルームメイトだったそうで、彼らファミリーもここ厚真町へ来て、一緒に浜厚真で波乗りをしたそうです。いや~、サーファーっていうのは実に簡単に繋がります^^


そして、初対面なのに、初対面のような気がしない、そんなタク―さんに「明日、厚真町民の方へ向けて、災害ボランティアセンターで洗剤学校というのをやります。洗剤をそのまま寄附してしまうと、使い方もよく分からずに洗剤をじゃんじゃん使ってしまうと思うのですが、折角、僕がここにいるので、『洗剤も水も本当に少しの量で洗濯や掃除ができてしまう方法』をお話ししたいと思っています。明日、もしよかったら、家族の皆さんでいらっしゃいませんか?」と猛烈に勧誘させていただき、お店の奥から奥さんと息子さんも顔を出してくれ、明日は家族のお休みにも関わらず、いらしてくださることになりました。

「では、また明日!」と挨拶をし、厚真町にあるゆいちゃんの実家にお邪魔して、晩御飯をご馳走になりました。

まー、とっても豪華!!!

初対面の私に、ししゃもの天ぷら、イシガレイの昆布じめ、シカ肉のシチュー、じゃがいものグリル、キノコと海鮮のアヒージョ、厚真の米など・・・ここでしか食べることのできないご馳走がズラリ。本当にありがたいことです。

最初はビールをいただかずに、ひたすら食べ続け、それから皆さんと乾杯をさせていただき、震災のこと、震災後のことなど、現地でしか聞けない生の話をたくさん聞かせていただきました。

・自衛隊の皆さんが本当に陽気な方ばかりで、帰る時には厚真の町民は皆で泣いたこと
・地震を体験した皆が皆、決して同じ気持ちや想いではなく、個人個人の性格が違うように、捉え方も感じ方も全然違うということ
・同じ地震を体験したことで気持ちを共有できるような、できないような状況の中で精神的にも肉体的にもホトホトに疲れ果て、本当に大変だったこと
・テレビやラジオや新聞でどんどん厚真のニュースが減っていき、こうしてどんどん情報に埋もれていってしまうことが悲しいということ
・「いつも心の片隅に厚真を」それが一番嬉しいということ
・来てくれたこと「本当にありがとう!」ということ

そういう生の言葉をたくさん共有できました。

私は、東日本大震災の時も、熊本の震災の時も、関西の震災の時も、個人的に募金やAllの寄附こそはしましたが、現地へ行ったことはありませんでした。子どもが3人いて、南伊豆町には親や親戚もいないので、私が家を空けてボランティアに行くことは中々状況的に難しく、今回はようやく行けた・・・というタイミングで、それも家族や会社のサポートがあってのことでした。

しかし、現地に足を運び、彼らと一緒に活動をし、現地の空気を吸い、同じ景色を見て、同じ釜の飯を食べ(ご馳走になり)・・・そうすることで、テレビやインターネットでは絶対に伝わってこないことが、どんどん胸の奥に積もっていくのです。

私は今回、ほとんど聞き役でした。最初からそのつもりでしたし、聞くこと、共感すること、そして、それを一人でも多くの人たちに更に伝えていくことが(このブログやFacebookでの投稿も含め)、今の自分にできることだと思っていました。

きっと、明日の予定が無ければ、夜な夜な延々と語り合っていたかったのですが、そうもいかずに21時頃にゆいちゃんの実家を後にし、この日は、ゆいちゃんファミリーのお気遣いで公民館的存在の浜厚真生活会館に宿泊させていただきました。


寒冷地帯仕様の灯油ストーブをガンガンにたいていただき、あっという間に部屋も温まり、地域おこし協力隊のカツ君も加わり、男3人ですぐに就寝しました。

朝起きると、昨日までの小雨と強風が嘘のようで、雲の隙間からは晴れ間も見えました。

座布団を押し入れにしまい、寝袋をクルクルと巻き、浜厚真の海をチェック!

この日は昨日の風の影響で波はぐちゃぐちゃでしたが、砂浜の広がるキレイなビーチでした(写真はパノラマで↓)。






朝ごはんもゆいちゃんの実家に招待していただき、ジンギスカン、いくら、ホッキ貝の塩辛など、朝から栄養一杯のご飯をたくさんご馳走になりました(まだまだ続きます)。

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