米ぬかをふるい、米酢の水溶液を加えながら攪拌します。

攪拌した米ぬかをセイロで蒸してから冷ます。麹菌を混ぜ培養室の製麹機で48時間以上培養。夜は技術者が泊まり込みで1時間ごとに温度と湿度を管理します。

朝方、麹菌による発酵熱で糠の温度が50度手前まで上がったら柵を外し、手作業でブロック状に割ります。

さらに小さなブロックに割り、エアコン管理の別室に移し、湿度が逃げない様にテントを張ります。

培養室で適温で管理し、発酵を進めます。

乾燥し、全体に胞子が広がった培養基と呼ばれる小さな塊ができあがります。培養基の塊を粉砕し、乾燥機で低温乾燥させたら玄米酵素の原料が出来上がります。

万成酵素は私の祖父が中心となって立ち上げた会社です。戦前からずっと酵素の研究を続けてきた祖父は、米ぬか・米胚芽を麹菌で発酵、培養して玄米麹にする技術を発明し、特許を取得しました。

創業から67年が経ちますが当初から変わらない手作りの製法を守り続けています。玄米はビタミン・ミネラル・食物繊維など豊富な栄養素を含んでいますが、玄米酵素の主原料である米ぬかはあまり美味しいものではないですし、消化にも良くありません。でも麹菌で発酵させることで、玄米の栄養素を効率的に吸収できるようになるわけです。

米ぬかを麹菌で発酵させてから低温でじっくり乾燥させる独自の製法は手間もコストもかかりますが、機械化したり簡略化したりすることはありません。発酵の過程で生まれるSOD酵素をはじめとした50種類以上の酵素を活きたまま体内に摂り入れることができるのは、低温乾燥のおかげなのです。

当社の玄米酵素は、もともとは結核療養中の患者さんへの栄養補給を目的に開発されたもの。とにかく安心安全にこだわって作っています。米ぬか・米胚芽及び全ての原料に100%国産品を使用し、無添加・無香料・無着色で作られているから、妊婦さんや小さなお子様にも安心しておすすめできます。

麹菌は生き物ですから、手間を掛けて愛情を掛けてやるとしっかり応えてくれます。だから楽しい。真面目に実直に作った商品をお客様にお届けする。待っていてくださるお客様がいて、喜んでくださったり嬉しい感想を頂いたりする瞬間は最高ですよね。祖父から父の代を経て、私は3代目。老舗の名に恥じない仕事をするだけです。

米ぬかを醸し続けて67年
元祖玄米生酵素を作り続ける３代目

日々の食生活で足りないものをプラスする 元気の底上げをしたい人にピッタリです

仕事柄「土台は日常の食事である」ということを大切にしています。家での食事では、玄米生酵素をお味噌汁に入れたり、外での食事の際はサラダにかけたり。土台となる食事をしっかりと意識しながら、手軽に質の良い酵素をプラスできるって素晴らしいですよね。成分もすごくシンプル。でも実は手間暇かけて作られているというところにも作り手のこだわりが感じられて信頼できます。これからも発酵食品や酵素にこだわっていきたいですね。

手軽に簡単に、継続して酵素を摂る重要性。毎日続けることが健康の基本です

私にとって酵素は欠かせない存在です。果物や発酵食品を毎日意識して摂るようにしていますが、ヨーグルトなどに『SOD玄米生酵素』をかけて食べたりもしています。激しい運動後には活性酸素や乳酸も身体にたまるので、身体の回復のためにも活性酸素除去酵素が入っている『SOD玄米生酵素』を積極的に摂取しました。　私自身、若々しく元気な50代を過ごすためにも、引き続き積極的に酵素を取り入れていきたいですね。