SDGs de 洗剤学校(午前の部)@世田谷区のレポート

半年くらい前から、東京都世田谷区にお住まいのオールを長年愛用してくださっている主婦の皆様のお力添えで、9月7日(土曜日)に二子玉川駅近くのシェアオフィスで「SDGs de 洗剤学校」という名のイベントを開催していただき、そのメイン講師として呼んでいただきました。


午前の部の対象者は、子供を中心としたご家族。

最初に、かこさとしさん(作)/すすぎまもるさん(絵)の「水ってなんじゃ」の絵本の朗読からスタート!

朗読をしてくださったのは、二子玉川にお住まいの岡田さんという方で、普段から絵画教室を主宰したり、小学校などでも読み聞かせをしているプロの方。

偶然にも、このお話の絵を描いている方が、僕が暮らす静岡県賀茂郡南伊豆町の隣に暮らす下田市在住の鈴木まもるさんで、作者のかこさとしさんも自分の子ども達と一緒に「どろぼうがっこう」や「カラスのパンやさん」などを読んだこともあり、大変馴染みのある作品で、とてもビックリしました!

「水って凄いんだね~」ということを、絵本で何となく理解した後、僕が講師を務める「SDGs de 洗剤学校」で、実践編のスタートです。

この洗剤学校のテーマはいつも決まっていて、

【水と洗剤をできるだけ使わずに生活しようね!】

…ということ。

このゴールの話を、いつも最初にして、目的を明確にするようにしています。

いつものように、当日使う、新聞紙ボックス・新聞紙ナプキンを手づくりし、お皿の上にマジックで絵などを描き、それを洗剤を使わずに色々な方法で消したり、色々な種類の洗剤の落ち方の比較実験をしました。


世の中の液体洗剤は、どれも”水”が必ず入っています。
そして、その水が無ければ、洗剤は作れないということ。
当然、すすぎや洗うこともできません。

世界には蛇口をひねって水が出る国が200ヶ国ほどあり、
その中でもその水が飲める国は、わずかに10カ国しか無いということ。
その貴重な1つの国が、僕らの暮らす日本だということ。

実験では、水の力(ちから)の素晴らしさを学び、
洗剤は汚れの種類に応じて、水で薄めた方が良いし、節約にもなるということを学びます。

”SDGs”という言葉、最近、たくさん耳にしますが、
僕がこの場でお伝えしたことは、
以下の図の14番の「海の豊かさを守ろう」につながる具体的なアクションでした。

そのアクションとは、ご飯を食べ終わったら、お皿に付いている油汚れを新聞紙ナプキンで拭き取ること。
そして、その新聞紙ナプキンを家族皆で和気あいあいと仲良く手作りすること。この2つだけです。

そのアクションを皆がすることで、小さな海と呼んでいる”排水溝”に油汚れを流さないことになります。
その結果、川や海はもっともっとキレイになります。

1人の一歩よりも100人の一歩がとても大切。

こうした講座を、幼稚園や小学校などでも開催することは可能です。
ぜひ、お気軽にご相談ください(担当:堀/horiアットslow-village.jp)。

月別アーカイブ

検索

ショップ情報