ヘンプとは?食品としての栄養・CBDやTHCとの違い・選び方を解説

結論まとめ
ヘンプとは、麻の実を食品として活用した植物由来の素材です。
ヘンプシード・ヘンプシードオイル・ヘンププロテインなどの形で流通しており、植物性たんぱく質や必須脂肪酸、ミネラルを含むことが特徴です。
CBDやTHCを目的とした製品とは用途が異なるため、食品としてのヘンプを正しく理解することが大切です。
ヘンプとは?
ヘンプとは、大麻草の種子(麻の実)を食品用途として利用した素材の総称です。
一般的に「ヘンプ」という言葉から大麻やCBDを連想する方もいますが、食品用ヘンプは主に種子部分を利用した食品です。
日本では古くから七味唐辛子などにも麻の実が使用されてきました。近年では植物性たんぱく質や必須脂肪酸を含む食品として注目されています。ただし、ヘンプという言葉からCBDやTHCを連想する人もいます。食品用のヘンプシードやヘンププロテインは、CBD摂取や精神作用を目的としたものではありません。
食品として流通しているヘンプには主に以下の3種類があります。
- ヘンプシード(麻の実)
- ヘンプシードオイル
- ヘンププロテイン
それぞれ特徴や用途が異なります。
3分でわかるヘンプの要点
ヘンプ食品は、目的に合わせて形状を選ぶと日常の食事に取り入れやすい素材です。
ヘンプの要点
- 麻の実を原料とする食品
- 植物性たんぱく質を含む
- 必須脂肪酸を含む
- ミネラルを含む
- ヘンプシード、オイル、プロテインの3種類が代表的
- CBD製品とは別カテゴリー
- THCによる精神作用を目的とした食品ではない
- ヘンプシード:ごはん、サラダ、ヨーグルトに振りかけやすい
- ヘンプシードオイル:加熱せず、料理の仕上げに使いやすい
- ヘンププロテイン:植物性たんぱく質を補いたい人向け
厚生労働省は大麻由来製品についてTHC残留基準を定めています。
日本食品標準成分表由来のデータでは、麻の実100gあたり、たんぱく質29.9g、脂質28.3g、食物繊維23g、マグネシウム400mg、鉄13.3mgが確認できます。
ヘンプとCBD・THCの違い
食品用ヘンプは、CBDやTHCを目的とした製品とは用途が異なります。混同されることが多いため、違いを整理しておきましょう。
| 項目 | ヘンプ食品 | CBD製品 | THC製品 |
| 主原料 | 麻の実 | 茎・花など | 茎・花など |
| 主な用途 | 食品 | CBD摂取 | THC摂取 |
| 日本国内での流通 | 食品として流通 | 条件付きで流通 | 規制対象 |
| 精神作用目的 | なし | なし | あり |
食品として販売されているヘンプシードやヘンププロテインは、栄養補給を目的とした食品です。
厚生労働省もCBD製品等に関する注意喚起を行っています。
ヘンプ食品に含まれる主な栄養
ヘンプ食品は、植物性たんぱく質、必須脂肪酸、ミネラルを含む食品素材です。
例えばマグネシウム400mg(100gあたり)は、一般的な食品と比較して高い水準です。ただし、1回あたりの摂取量は数十g程度であるため、1日の推奨量との比較で適量を意識することが重要です。
一方で、栄養を含むことと、特定の体調変化を約束することは別です。ヘンプ食品は、あくまで毎日の栄養バランスを整えたい方の食生活に取り入れる食品として考えましょう。
文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)」によると、麻の実(いり)の栄養成分は以下の通りです。
麻の実100gあたり
| 成分 | 含有量 |
| エネルギー | 463kcal |
| たんぱく質 | 29.9g |
| 脂質 | 28.3g |
| 食物繊維 | 23.0g |
| マグネシウム | 400mg |
| 鉄 | 13.3mg |
※食品成分表をもとに作成
これらの豊富な栄養素を含むことが、ヘンプ食品が注目される理由の一つです。ただし、食品であるため特定の健康効果や体調変化を保証するものではありません。
ヘンプシード・ヘンプシードオイル・ヘンププロテインの違い
ヘンプ食品は種類によって特徴が異なります。
目的に合わせて選ぶことが重要です。
| 比較項目 | ヘンプシード | ヘンプシードオイル | ヘンププロテイン | 一般的な植物性 たんぱく食品 |
| 主な栄養 | たんぱく質・脂質・食物繊維 | 必須脂肪酸 | 植物性たんぱく質 | 商品による |
| 特徴 | そのまま食べられる | オイルタイプ | 粉末タイプ | 原料により異なる |
| 使い方 | サラダ・ご飯 | ドレッシング・仕上げ油 | 飲料に混ぜる | 商品による |
| 向いている人 | 食事に手軽に追加したい人 | 油の質を意識する人 | たんぱく質補給を意識する人 | 幅広い人 |
| 注意点 | 食べ過ぎに注意 | 加熱に不向き | 風味に好みが分かれる | 商品差が大きい |
| 取り入れやすいシーン | 朝食・昼食 | サラダ・スープ | 朝食・間食 | 食事全般 |
CBD・THCと食品用ヘンプの違い
食品用ヘンプは、CBDやTHCを目的とした大麻由来製品とは用途が異なります。
CBDはカンナビジオール、THCはテトラヒドロカンナビノールという成分です。
THCは規制対象となる成分であり、厚生労働省はTHCが検出された一部CBD製品について注意喚起を行っています。
食品用のヘンプシード、ヘンプシードオイル、ヘンププロテインは、麻の実を原料とした食品です。選ぶ際は、原材料、認証、販売元、成分表示、保存方法を確認すると安心です。
スローヴィレッジで取り扱うヘンプ製品
スローヴィレッジでは、用途に応じて選べる複数のヘンプ製品を取り扱っています。
HEMPS 有機ヘンプシード
特徴
- 有機JAS認証取得
- サラダやヨーグルトに使いやすい
- 120g・380g・1kgを展開
HEMPS 有機ヘンプシードオイル
特徴
- コールドプレス製法
- 毎日スプーン1杯程度から始めやすい
- サラダや料理の仕上げ向き
HEMPS 有機ヘンププロテインパウダー
❚特徴
- 植物性たんぱく質を含む
- 水や豆乳に混ぜやすい
- 有機JAS認証取得
HEMPS オーガニックプロテイン ヘンプ&抹茶 250g
HEMPS オーガニックプロテイン ヘンプ&カカオ 250g
ヘンプ食品の選び方チェックリスト
ヘンプ食品は、目的に応じて選ぶことが大切です。以下に当てはまるものを選んでみてください。
□ サラダや料理に手軽に加えたい
→ ヘンプシード
□ 毎日の油を見直したい
→ ヘンプシードオイル
□ 植物性たんぱく質を補いたい
→ ヘンププロテイン
□ 飲みやすさを重視したい
→ ヘンプ&抹茶
□ カカオ風味が好み
→ ヘンプ&カカオ
□ オーガニック認証を重視したい
→ 有機JAS認証商品を確認
ヘンプ食品の取り入れ方
ヘンプ食品は、加熱・非加熱など商品の特徴に合わせて使うと続けやすくなります。
ヘンプシードは、サラダ、ごはん、ヨーグルト、スープの仕上げに振りかけやすい素材です。
ヘンプシードオイルは、毎日スプーン1杯程度の摂取がおススメです。また、熱を加えると栄養素が壊れやすいため、調理の最後に入れるとこを推奨します。
ヘンププロテインは、水や豆乳、スムージーに混ぜるほか、きな粉のようにヨーグルトやシリアルに加える使い方もあります。粉末の風味が気になる場合は、抹茶やカカオなどのフレーバー付きから始めるのも選択肢です。
ヘンプシードの場合
そのまま食べられるため、以下のような使い方があります。
- サラダのトッピング
- ヨーグルトに混ぜる
- スムージーに加える
- ご飯にふりかける
- シリアルに混ぜる
ナッツのような香ばしさがあり、さまざまな料理に合わせやすいのが特徴です。
ヘンプシードオイルの場合
オイルタイプは加熱せず使用するのがおすすめです。
商品ページで紹介していますので、気になる方はこちらをご確認ください。
活用例
- サラダのドレッシング
- スープの仕上げ
- パスタの仕上げ
- パンにつける
ヘンププロテインの場合
植物性たんぱく質を補いたい方に取り入れやすい粉末タイプです。
活用例
- 水に溶かす
- 豆乳に混ぜる
- スムージーに加える
- ヨーグルトに混ぜる
HEMPS有機ヘンププロテインパウダーの商品ページはこちらです。
ヘンプ食品が向いている人
ヘンプ食品は、日々の食生活に植物由来の栄養を取り入れたい方に向いています。
例えば以下のような方です。
- 植物性たんぱく質を取り入れたい
- 毎日の栄養補給を意識している
- オーガニック食品を選びたい
- 食生活の選択肢を増やしたい
- 忙しくても簡単に栄養を取り入れたい
特にヘンプシードは料理にそのまま使いやすく、初めてヘンプ食品を試す方にも取り入れやすい食品です。
ヘンプ食品が向いていない人・注意点
ヘンプ食品は便利な食品ですが、すべての人に適しているわけではありません。
以下の点に注意しましょう。
食物アレルギーがある方
原材料表示を確認し、気になる場合は医師や専門家へ相談してください。
妊娠中・授乳中の方
食事制限や栄養管理を行っている場合は、事前に専門家へ相談することをおすすめします。
特定の食品だけに頼りたい方
ヘンプ食品は栄養を含む食品ですが、単独で食生活全体を支えるものではありません。主食・主菜・副菜を組み合わせたバランスの良い食事が基本です。
摂り過ぎには注意
ヘンプシードやオイルには脂質も含まれるため、食べ過ぎるとエネルギー摂取量が増える可能性があります。適量を意識して取り入れましょう。
よくある質問
まとめ
ヘンプとは、食品では麻の実由来の植物性素材を指し、目的に合わせて選べます。
ヘンプシードは料理に振りかけやすく、ヘンプシードオイルは非加熱の仕上げ油として、ヘンププロテインは植物性たんぱく質を補う食品として使いやすい素材です。CBDやTHCを目的とした製品とは異なるため、「ヘンプ=危険」というイメージだけで判断せず、原材料、成分表示、認証、販売元を確認して選ぶことが大切です。
参考情報
- HEMPS 有機ヘンプシード
- HEMPS 有機ヘンプシードオイル
- HEMPS 有機ヘンププロテインパウダー
- HEMPS オーガニックプロテイン ヘンプ&抹茶
- HEMPS オーガニックプロテイン ヘンプ&カカオ
- 厚生労働省 大麻由来製品に関する制度資料
- 厚生労働省 CBD製品等に関する注意喚起
- 文部科学省 日本食品標準成分表(八訂)
- 農林水産省 有機JAS制度
