原発の事故が起こった時、我が家は湘南の藤沢市にいました。
奥さんは次男日向を妊娠していて、助産院へ通っている時でした。
できるだけ、雨にあたらないようにとか、
水も飲料水を買っていたりとか、かなり、大変でした。
時が経ち、世間は段々と過去の産物のように忘れ去っていくような、
そんな風潮があちこちに見られますが、それじゃあ、ダメですよね。
先日、フランス在住のYokoさんのFBでの記事を読んでいて、
フランス人の旦那様が奥さんや子供たちを日本へ帰らせない、
関東は特にダメ、関西も食事がダメだから行かせないとありました。
恐らく、僕がフランス人だったら、そう思うのは当然だと思います。
きっと、僕ら日本人からしたら、アフガニスタンのように思うのかな。
「どうして、そんな危険な国に行くの?」って。
悲しいけど、それが現実だし、
放射能を全世界へまき散らした当事者は、間違いなく、日本なんですからね。
どうして、そんな日本になってしまったのでしょう。
大切なことは、無関心の逆。
何事にも関心を持つこと、
ここが出発点だと思います。
問題は、僕らの頭脳、ハート、魂にあると。
原発をOKとしてきた人たちに欠けているもの。
それは、目先だけ。
言いなり。流される。諦める。不継続。
自分で物事をキチンと考え抜かないこと。
ビジョンを持たないこと。
子供を持ち、次男日向の肌という一つのハードルが持ち上がり、
色々なことを夫婦で調べ、人に相談し、実行し、迷い、悩み、
何となく解決法が見えてきて、それでも人に批判もされ、
それでも自分の信じた道を行く。それも、笑いと共にポジティブに。
関心を持つとは、そういうことだと思うのです。
原発も、放射能も、政治も、経済も、健康も、自然も、
全て同じことだと思います。
僕は、僕ら家族は、関心を持つ人が好きです。
自分の信じた道を全うしている人が好きです。
「僕はこういう生き方をしている」
「なぜならば・・・最高でしょ?笑」
っていう人。
そういう人が好きです。
そういう人、これから、手を取り、繋がっていきましょう。
どうぞよろしくお願いいたします。