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酵素上越工場便り

3年ぶりに酵素工場を訪ねて

コロナ禍の中、皆さんに安心安全な商品を届ける企業として、いつも以上に衛生面に配慮し厳戒態勢で製造を続けていた現場も、ついに取材受け入れ可能になりました。久しぶりに酵素作りの現場レポートです!

コロナ禍で工場への取材を制限するようになってから約3年。その間オンラインでお話をお聞きするなどして毎号工場からの情報を発信し続けてきましたが、コロナの扱いが5類感染症に移行したことに伴い、工場への取材も解除されたため、待ってましたとばかりに新幹線に飛び乗り、早速新緑の上越を訪ねてきました。

工場に入ると、入り口から野草のほのかな香りが。丁寧に手洗いをして除菌を済ませ、作業服に着替えて取材のスタートです! 作業場の扉を開けると、一気に力強い野草の香りに包まれて、深く深呼吸すると身も心も健やかになるような感覚に。ここにいるだけでもう野草の力強さを感じ、これからの作業工程の取材に期待が高まります。見学させていただいたのは、原材料を管理している倉庫や、野草から手作業でエキスを煮出す作業場、発酵・熟成させるための甕が並ぶ酵素室など。変わらない、あえて変えないこだわりや製法は、以前取材した時に見た光景と全く同じで、この手間を変わらずにかけ続けてくれるからこそ、ずっと変わらない良い酵素になるのだと改めて実感しました。

取材班、初の攪拌に挑戦

煮出しの際には、どれだけ重作業かを体感させていただくため、取材者である私も攪拌に挑戦することに。大甕いっぱいの野草が入っていると、どれだけ力を入れても大きいしゃもじはびくともせず、スムーズに回すことができません。こんな作業を顔色ひとつ変えずに毎日何時間もやり続けている現場の皆さんを改めて尊敬します。交代制とはいえ、これをスムーズに回せるようになるには、かなりの修行が必要だということを身をもって知ることができ、とても貴重な体験になりました。

まさに生き物! 菌の声が聞こえる感動体験

さらにそのまま、酵素原液を発酵・熟成させるための甕が保管されている酵素室へ。2m以上ある大きな窯がずらりと並ぶ姿は圧巻の一言です。職人さんが蓋を開けて、発酵の状態や香りなどを確認する場に立ち合わせていただきましたが、大きなその甕の中をのぞくと、菌(微生物)が発酵して小さくプチプチップチプチッと絶えず音を出し続けていてびっくり。

さらに、湧き出るように対流して止まることなく動き続けていたりもしていて、自然がもたらしているその力強くも神秘的な動きに感動してその様子に釘付けになり、時間を忘れるほど見続けてしまいました。毎日見ている職人さんたちでさえ、毎日違う動きを見せてくれ、自分達が育ててきた命を感じることができるため、見ていて飽きないのだと聞き納得。ある意味、我が子のように手間と愛情をかけて、その成長を見守り続けているのです。

上越の風土と熟練の職人たちの手で約1年もの歳月をかけてゆっくりと、大切に、大切に、育てられてきたからこその生命力。工場の近くでも見つけた自生する逞しいよもぎのように、厳選された力強い野草たちの力強い生命力溢れる酵素原液が瓶の中に詰まっているのです。これは、紛れもなくここでしか作れない逸品。お届けしている酵素ドリンクがたくさんの人たちに喜んでもらっているその理由を、改めて感じることのできた今回の取材でした。

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