先日、杉並区の小学6年生のハイキングのガイドをしている途中、下田市田牛(「とうじ」と読みます)にある青少年海の家という場所で昼食をとりました。
そこは、昭和41年まで学校として使われていた場所で、今では、今回のような修学旅行生などの休憩場所として提供していただいたり、区が使う色々な道具などを保管している場所であったり、そんな使い方をしています。
僕、この日、初めて中に入ったのですが、それは、それは、ま~何とも素敵な空間でした。
木造作りの校舎は、とっても趣のある空間で、今でも目を閉じると子ども達の賑やかな声が聞こえてきそうな・・・そんなノスタルジックな空間。
僕にとっては、セピア色の世界であり、写真でしか見たことのないような世界がそこには広がっていました。
まるで、タイムスリップしたような。
1本の長い廊下が校舎の端から端まで一直線にあって、大部屋が2・3つほどあり、真ん中あたりには、2段ベットが8つほどある部屋がありまして、中央から外に出ると、トイレや洗面所などがありました。
漠然としたイメージなのですが、ここをもっと有効利用できないかな?って思いました。
皆で料理をしたり、泊まったり、黒板を使って勉強したり・・・きっと、楽しいだろうなぁって。
例えば、写真のワークショップとか(きっと、カメラの好きな人は、こういう空間、しびれちゃうんだと思います)。
こういった田舎にしかない建物を古いからといって壊すのではなく、上手にリノベーションしながら、大切に使っていく。
そういうこと、もっともっと、できたら良いなぁと思いました。