ハワイ島には女神ペレが住むという古い言い伝えがあります。
僕は25歳の時に、ハワイ島のパホアという小さな町でヒッピーをやっていました。
その土地で教えていただいたことがたくさんあります。
そのとても大切なメッセージが、こちらのブログにたくさん詰まっていました。
そこにはハワイ島の活火山であるキラウエアから溶岩が流れてきた時に、それを人工的に流れを変えようという政府の提案に対しての、パホアエリアの住民の声が動画で掲載されていました。
「そもそも私たちは皆、ここが溶岩の場所だと知って住んでいるはずです。それをペレと信じるか、科学的に証明されている溶岩として見るかに関わらず、その流れを変えることなどしてはいけない。母なる自然の営みにケチをつけるなんておかしな話です。それはまるで「月明かりがまぶしすぎるから、あの月をどこかに移動させろ」と言っているようなものです。現実的になってください。私たちがやらなければいけないこと、それは助け合うことです。」
この言葉にこそ、ハワイアンスピリットである「ALOHA」がたくさん詰まっていると思います。
僕はこの言葉をとても愛おしく感じています。それはこの言葉に出会った昔も今も。
現地のハワイアンと過ごすことで、たくさんのことを教えていただきました。
ハワイは本当に素敵な場所です。
そして、僕ら日本人にも大切な思想・宗教・哲学があったはずです。
『森羅万象(しんらばんしょう)に八百万の神(やおろずのかみ)が存在する』
これを英訳すると、『All things in Nature.』
ハワイ島で暮らす友人たちにとても会いたくなりました。
その場所が素敵なのは、その場所に暮らす人たちが素敵だからだ・・・と僕は思うのです。