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酵素上越工場便り

国産・上越産『よもぎ』への想い

飲んでよし、付けてよし、浸かってよし、 嗅いでよし、燃やしてよし…五善しの野草『よもぎ』

昔から上越の人たちの健康を支えてきた『よもぎ』。酵素ドリンクを作る上で、国産の中でも上越産にこだわる理由とは?

この地域はとにかく豪雪地帯として有名です。昔はこの時期は外に出ることもできず家に篭って春を待つしかありませんでした。運動もろくにできず太陽の光を浴びることもないため、どうしても体に毒素が溜まりやすくなってしまいます。そこで、昔の人たちは雪解けと共に芽吹いた『よもぎ』を天ぷらにしたり団子にしたりして食べることで、デトックスをしていたんです。

『よもぎ』も冬の間3〜4ヶ月は雪に埋もれています。今でいう雪下にんじんや雪下キャベツなどと同じで、雪に埋もれていた『よもぎ』は多くの力を蓄えるため抗酸化力も高くなります。昔からこの地域の人たちはその力を最大限に活かしていたのですね。

この地域では『よもぎ』は薬としても親しまれていて、私が小さい頃なども遊んでいて怪我をするとその辺に自生している『よもぎ』を揉んで搾り汁を出して、傷口に塗りました。『よもぎ』には抗菌作用もあり、とにかく治りが早い!(笑)身近な薬として私たちの毎日の生活に根付いていたんです。

上杉謙信も注目していた?
上越の人たちの元気の源『よもぎ』

上越で有名な武将といえば上杉謙信ですが、上杉謙信は戦って負けたことがないと言われるぐらい戦に強かったと言われています。その上杉謙信の俗説では、戦の際、自分の兵に食べさせるために、よもぎ団子を持って行ったとか。昔はビタミンB1不足で脚気になる人が多かったそうで、『よもぎ』を食べることでそれを防いでいたのではないかと言われています。

そんな時代から『よもぎ』はこの上越ではなくてはならないものだったのです。だからこそ、私たちは国産というだけでなく、国産の中でもこの上越の『よもぎ』にこだわっています。それはひとえに上越の『よもぎ』が上質だから、それにつきます。

なぜこんなにも上質な『よもぎ』が生まれるのかというと、この土地特有の理由があると考えられています。妙高山から日本海までは40〜50kmですが、妙高山に降った雪が解けて海に流れ出る距離感が程良いため、栄養分が地面にしっかり浸透する。そのおかげで植生豊かな土地になると考えられています。そのため、ここで育った『よもぎ』は立派で大きい。私たちにとって地元のよもぎがナンバーワンだと思えることは、すごく誇らしいですね。

妙高山から日本海に流れる大量の雪解け水が、上越の地に染み込み素晴らしい土地を作り上げています。日本海との距離も程よいため湿度もあり発酵にも良い。まさに、海と山の恩恵を存分に受けているのです。

 

残留農薬も厳しくチェック。
どのように育ったかわからない『よもぎ』は使えない

最近では、原価などを気にして中国産などの『よもぎ』を使う会社もあるかもしれませんが、中国産や海外のものは『よもぎ』の香りも独特なのと、実際にはどこで取れているのかわからないものが多いです。どのような自然の中で育ったものなのかがわからない。道路の排気ガスの中で育っているかも知れない。だから安心できないんです。

うちの『よもぎ』は農薬を撒いて育てたりしていないので、残留農薬はゼロ。毎日飲んでほしいものだからこそ、わからないものは使わないというのが私たちの譲れないこだわりなのです。そんな上越産の安心安全な『よもぎ』を後世に残したい。高齢化するこの地域で『よもぎ』の需要を増やすことで地域に還元し若い人たちに繋いでいく。今はそんなことも考えています。『よもぎ』で育った私たちからの恩返しですね。

 

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