自然・健康・安心 - からだによいもの、こころによいもの。スローヴィレッジ

ようこそゲストさま

いらっしゃいませ!ゲスト様 いつもありがとうございます

マイページ

平日 9:00~17:00(土・日・祝日休み)
通話料無料(携帯電話、PHSからもOK)

メニュー
健康知識

本物の「腸管免疫」を知る

腸管・腸管免疫とは?

《腸管》とは、小腸と大腸のことを指します。また、小腸は十二指腸、空腸、回腸に分かれ、大腸は盲腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸に分けられます。

《腸管免疫》とは、腸管の主要な働きは消化吸収である一方で、免疫器官としても極めて重要な働きをしています。多くの病原細菌は口から入り、腸などを通して体内に侵入しますが、これらの腸管免疫細胞群は、協力して侵入してきた病原細菌抗原に対して免疫グロブリンAをつくり、これを用いて腸管に侵入してくる病原細菌の腸管壁を超えて、体内への侵入を防ぐ働きをしています。

 

なぜ、腸が大切なのでしょう?

腸は《第二の脳》と言われる存在でもあります。それは、腸はセロトニン(生きがいや幸せと感じるもの)やドーパミン(活力)を作り出し、脳へ届けることをしているからです。

そもそも、腸がこれらをキチンと作り出さなくなったら、どんなに素敵な出来事があっても、生きがいを感じず、やる気も出ないということになってしまうのです。だから、腸が大切なのです。

免疫細胞の70%が腸に集中

 

腸内環境を元気な状態に保つ5つのポイント

ポイント1 体温を上げること

体温を上げるために誰でも簡単にできることは、日々、湯舟(温泉)に浸かるということです。湯舟(温泉)に入ることで、腸を含めたカラダ全身を温め、血の循環を良くし、活力を生みます。どんなに忙しくても、シャワーだけで済ませるのではなく、積極的に湯船に浸かりましょう。

また、自分の体温を毎日測定して、しっかりと把握しておきましょう。体温が下がると、腸内細菌の善玉菌の活動が鈍り、自律神経の働きも同時に鈍り、結果的に免疫力が下がります。

 

ポイント2 睡眠をしっかり取る

腸内細菌が睡眠ホルモンの「メラトニン」の元である「トリプトファン」を生み出しており、睡眠不足はストレスに繋がる大きな要因の1つにあたります。1日に平均して8時間以上の睡眠を取るようにしてください。

1日の睡眠が4〜6時間で、その状態が10〜12日続くと、一晩徹夜をしているのとほぼ同じ状態になってしまいます。

また、夜遅くまで起きていると体に毒素が溜まるので、できるだけ早い時間帯にお風呂にゆっくりと浸かり、お風呂から上がったら90分以内に寝るのがオススメです。

 

ポイント3 自然塩を摂る

塩には大きく分けて《化学塩》と《自然塩》の2種類があります。化学塩とは「人の手が加わりミネラル分が失われ、塩化ナトリウムが98%以上になったもの」を指し、自然塩とは「釜炊きや天日干しなどで海水を煮詰め、豊富なミネラルとニガリを含んだもの」を指し、 陽性のエネルギーを持ち、体を芯から温めてくれる作用があります。

 

ポイント4 お米を食べる

エネルギー源で最も大切なのは《お米》です。日本人は元々《インシュリン》という物質が少ない体質なので、お米(=炭水化物)を食べて、ブドウ糖を吸収して、エネルギーにしています。炭水化物が摂取されないと、インシュリンを生産する「すい臓」が疲弊してしまいます。

理想の食事は、伊勢神宮に祀られている天照大御神のお食事にあるように、 「主食の穀物2」:「副菜の豆1」の割合で食べることが良いとされ、これにはご飯、味噌汁、納豆、漬物が理想の組み合わせです。

 

ポイント5 快便快食快眠

午前中には腸から毒を出しきり、お腹が「グ〜」と鳴って、少し経ってから少量いただきましょう。この少食こそが、快便快食、そして、快眠の秘訣です。

脳の不調を図る最も感度のいい指標は、「排便」「食欲」「睡眠」です。「これが続くとうつになるかな〜」と頭の片隅に意識を置くことも大切です。2週間以内にこの3点の問題がなくなれば、脳の不調も自然と回復すると言われています。

 

最後に…

健康は人生の目的にはなりませんが、人生の目的を実現するにはとても重要なものです。現在、国家予算の半分以上が介護医療費になっています。

また、5人に1人が認知症になる時代が来るという予測も出ています。医療介護に頼らず、健やかに老いていくには、この腸内環境を整えることがとても大切なことです。

関連記事

特集記事