「スキンケア」と聞くと、皆さんは何を思い浮かべますか?洗顔後の化粧水や乳液のことでしょうか。髭剃りをした後のケアを思い浮かべるでしょうか。「こういうケアがいいらしい」と美容雑誌やインターネット、口コミで情報を集め、自分なりにスキンケアを行う人も多いため、熊谷先生のもとにも「どう肌をケアすればいいのかわからない」といった声が届くようです。

スキンケアの情報が溢れすぎていて、どの情報が自分に適しているかわからなかったり、そもそも肌について学ぶ機会がなかったりすることも要因のひとつですよね。スキルを学ぶのではなく、「なぜスキンケアが大切なのか?」を知ることが大切。そこでまずは、スキンケアはどうして大切なのか、一緒に考えていきましょう。

私たちは仕事やプライベートで、孤独や孤立といった不幸感を抱きやすい状態にあります。例えば職場だと、こんな声を聞きませんか?

リーダーが部下に対し「聞く耳をもたない」「何を考えているかわからない」「言われないとできない」…。一方で部下は「意見が言えない」「気持ちを理解してくれない」「何度も同じことを聞けない」といった悩みを抱えています。

リーダーにはリーダーの苦悩が、部下には部下の苦悩があり、家庭内や友人関係でも似たような人間関係のトラブルがあるのではないでしょうか。こうした人間関係はメンタル不全を起こしたり、身体的に悪影響を及ぼしたりしてしまいます。でもその前に、きっと肌に何かしらの症状がでていませんか?吹き出物が出やすくなったり、肌が乾燥しがちだったり…。

肌は健康のバロメーター。自分の肌の状態は、内臓の状態を理解する判断基準にもなります。スキンケアは美しくあるためだけでなく、自分自身を知ることにも繋がるから大切なのです。